『エジプト誌　フランス軍の遠征中にエジプトで行った観察と研究の集成』

本学で所蔵している本書は1809年刊行でナポレオン皇帝の勅命により
出版されたものです。『エジプト誌』は本文からなるもの9冊と、
図版からななるもの14冊があり、本学で所蔵しているのは図版のうち8冊です。
　神殿などの建築物だけでなく、パピルス紙に書かれた文書やロゼッタストーン、
ミイラ、ピラミッドなど、数多くの画家、画工たちの詳細なスケッチが
収められています。

所蔵本はグランド・アトラス版といわれる大きな書籍で、重さもすごいですが、
開いてみたときに大変迫力があります。

ほとんど公開しない貴重な書籍ですので、この機会に本館で大迫力の『エジプト誌』を
ご覧ください。期間限定の公開です。

　期間　2024年10月18日(金)～10月30日(水)
　場所　図書館本館2階展示コーナー

　画像は貴重書庫内に並ぶエジプト誌